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2010年9月23日 (木)

アクシデント

Freddieargentina

観客がむやみと熱かったことと、トラブルがむやみと多かったことで知られるクイーン1981年の南米ツアーですが、アルゼンチン・ブエノスアイレス公演で、珍しいフレディのマイクトラブルがありました。

「セイブ・ミー Save Me」を歌っている途中でフレディのマイクが接触不良を起こし、慌ててスタッフが代わりのマイクをフレディに差し出すも、なぜかフレディは受け取りはしたもののそのマイクをほとんど使わず、突然ジョンのスタンドマイクを略奪(笑)。

ジョンは「あ、別にいいです、僕使わないし」と、スタンドマイクを引っこ抜きそうな勢いでかの名曲を歌いあげるフレディの隣で、黙々とベースを弾いております。

この時、PAスタッフは死ぬほど焦ったに違いありません。
だって通常、ジョンのスタンドマイクは一応は置いてあるものの、ボリューム低めにしてあるんだもの!(笑)
それにいきなり予想外のメインボーカリストがかぶりついちゃったもんだから、慌ててバランス上げる上げる。

次にフレディはピアノに向かうと間奏を弾き始めました。

通常だと間奏が終わった後、再び立ちあがってハンドマイクで曲の終盤を歌うはずなんだけど…よ、読めない、次にフレディが使うマイクは

どれだ!

…たぶんねぇ、PAさんもバックステージも、ハチの巣突いたみたいな騒ぎだったと思うのよ。フ、フレディさーん、素直に予備のマイク使ってくださいってばーーー!

結局、フレディはピアノに備え付けのマイクを、これまた引っこ抜かんばかりのイキオイでぐんにゃりと曲げて、目出たく「Save Me」を歌い切りました。

はい、一部始終はこちら。

http://www.youtube.com/watch?v=AWO9CAr5KXc

よく判んないんだけど、なんでフレディは予備マイク使わなかったんでしょ。ちゃんと音声出てたのにねぇ。別に不機嫌になってるようにも見えないので、単に気まぐれ?

フレディが使ってるマイクって、手元でON/OFFの切り替えが出来るやつなんですが(トップ写真をクリックして大きくすると、スイッチが見えます)、通常のライブでこのスイッチを観る側に意識させることはほとんどないです。

が、この映像では途中で音声が途絶えた時に、フレディがスイッチを動かしてるのがはっきり判ります。それだけでも珍しい映像なんで、「わあ、面白ーい♪」とか喜んじゃった。ごめんねフレディ。

あと面白いのが、マイクトラブルだ!とメンバーが察した後、動揺したのか演奏がガタつく。特にブライアン(笑)。突発的なことに弱いタイプかもしれません。終盤持ち直したけど。
フレディも聞かせどころでちらっとミスしてるので、歌いながら頭の中で稲妻のようにいろんなこと考えてたのかも。

ライブだとこんなこといくらでもあるのかもしれませんけど、パフォーマンスとしてまとめなくちゃいけない、というプロ意識は高い人たちだから、ジョンのマイク略奪も、わざと珍しいことをやってみせた、のかもしれませんね。

ちなみにこの後、ショーは何事もなかったかのように進みました。…ええ、予備のマイクで。


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