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2010年11月 1日 (月)

時空が歪んだ押入れ

Solo01

はい、そんなワケで凛々さんちの「時空が歪んだ押入れ」から発掘して来ましたぜ。

 ロジャー・テイラーの「ファン・イン・スペース」(81年)

 ブライアン・メイ&フレンズの「無敵艦隊スターフリート!」(83年)

 フレディ・マーキュリーの「Mr.バッド・ガイ」(85年)

の、レコード。

裏ジャケもどうぞ(写真はいずれもクリックすると大きくなります)。

Solo02

大きさの比較のため、CDも置いておきました。というか、「ファン・イン・スペース」のCD持っていた自分に驚き。か、買った記憶がない…(←をいをい)。

予告でもちょっと言いましたけど、やっぱりレコードの大きさはいいですね。
レコードジャケットいっぱいにあふれんばかりのフレディのこの顔の迫力は、何物にも耐えがたい…代えがたいものがあります。

Mr_badguy_2

どうでもいいけどフレディだけが、「自分のキャラクター(というか顔だ、顔)」を前面に押し出して勝負してます。

…なんの勝負だ。

この3枚のソロ・プロジェクトの内、一番商業的に成功したのはもちろんフレディのソロですが(「ボーン・トゥ・ラブ・ユー I Was Born To Love You」はイギリスでも日本でもシングルヒットしました)、ブライアンの「スター・フリート」を同じ土俵に上げるのはちょっと可哀想よね。

Starfleet

元々発売するつもりではなく、単なるお遊びジャムセッションだったのはファンのみなさまならご存知だと思いますが(ついでに元々の番組は永井豪キャラ設定の日本の人形劇アニメ「Xボンバー」なのもご存知ね。一応、若い世代のファンの方のために明記)、売るつもりではなかったワリには当時PVもありました。ああ、大人の事情は複雑です。
ちなみに原曲は8分くらいありますが(ほとんどはギターパート・笑)PVはさすがにわきまえてます。

ブライアン自身も、レコードジャケット上で「これはクイーンのアルバムじゃないし、ブライアン・メイのソロアルバムでもないよ」と宣言しています。そんなことより何より、当時のギター小僧たちは「フレンズ」のメンツ(エディ・ヴァン・ヘイレン、アラン・グラッツァー、フィル・チェン)に狂喜乱舞でした。
なおロジャーも、コーラスでちみっと協力しています。

Funinspace

さてそのロジャーさんのソロ・アルバムですが、ロジャーの初ソロアルバムであるのと同時に、クイーンの4人全体でも初ソロ・アルバムだったので、発売当時はそりゃもう興味深々戦々恐々で購入しました(だってほら、ソロ出すとすぐ「クイーン解散か?」とか言われるんだもん。クイーン解散説ってほんっと、毎年毎年出てた気がするわ)。

驚いたのはドラムだけでなく、ギターもベースもシンセも全部自分で弾いていて、しかも1ヶ月でレコーディングしたという。ああ、ロジャー…なんか、

いろいろ溜まってたんだね…(遠い目)

「『ロジャーがギターを弾いてもいいな』とみんななんとなく思ってるんだ。でもそうすると、誰がドラムを叩いてくれるんだい?」
と、当時のインタビューでロジャーが言ってます。

即断即決、頭の回転が速くて好き嫌いがはっきりしているロジャーさんなので、レコーディングもぱっぱと即決して進めて行ったのでしょうねぇ。

凛々さん、個人的にこのアルバム好きなのですが(だからCDも買ったんだろう、たぶん)、好きなのですが…何かが物足りない、気もしました、発売当時。
今にして思うと、即断即決に過ぎるというか、もうちょっと熟考してもいいんじゃないかい?というか、ロジャーなら、もっと、こう…というか。

で、実を言うと、フレディの「Mr.バッドガイ」の時も、正直そう思ったんですよ。フレディなら、もっと、こう…

あくまで凛々さん感性なんですが、この3枚のソロに共通して言えるのは、「悪くない、好きだ、けど、なんか物足りない、食い足りない」。

やっぱりね、川はするすると流れてるだけじゃ面白くないんだと思う。途中で岩場があったり、急カーブがあって流れが渦を巻いてたりしてないと。

自分の意見が100%すんなり通ってしまうよりも、壁があって、立ちふさがってるのをなんとか乗り越えたり迂回したり、あるいは力任せにぶっ壊したりした結果の方が、やっぱり芸術として客観的に観て一段面白くなるんだ、と、凛々さんは思うんですね。

そういう意味で、やっぱり私はフレディファンである以前に、まずクイーンファンなんだなー、レコーディングのたんびに物が宙を飛び交いロジャーがブっ切れてフレディがヒステリーを起こしブライアンが怒ったまま固まるクイーンの作品が、好きなんだなぁ、と実感する今日この頃でございます(一方その頃ジョンは、ベースのチューニングに余念がなかった)。

なお、発掘したのはいいんですが、現在我が家はレコードを聴ける環境にはないのでこれらは壁の装飾になるしかないのですが、退色すると哀しいので再び大事に押入れにしまいこまれる予定です。

私が死んだらこの「時空が歪んだ押入れ」はどうなるんだろう…クイーンとの36年間(於:2010年)が散逸するのは嫌なので、誰か、若い世代のクイーンファンの方にまるごとお譲り出来るといいんだけどなぁ。なんてことを、まだぼんやりと考える昨今です。
…遺言でも書いとく?


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