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2014年7月21日 (月)

彼のマディソン・スクエア・ガーデン 7/17 - New York

「Who is that young boy ? 1977 it was. Boy oh Boy. See ya tonite, dear NYC Folks. Let's Rock !!! Bri 」

20140717_07

https://twitter.com/DrBrianMay/status/489855472187363328

それは今から37年前のこと。

イギリス宇宙開発の将来を担う10人の科学者のひとりにも選ばれた、将来を期待された若き天文物理学の研究者は、突然、博士号論文の研究を中断し、名もないロックバンドのギタリストとしてレコードデビューしてしまった。

音楽はあくまで趣味で、息子はいずれ人類の未来に貢献する立派な科学者になるものと信じていた彼の両親は、レコードがヒットし、かなりの人気を得るようになってからも、ロックを「職業」として認めることが、どうしても出来なかった。

1977年2月5日。

彼のバンドが初めて、「世界で最も有名なアリーナ」と呼ばれるニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでライブをすることになり、そのことをとても誇らしく思った彼は、意を決して彼の音楽キャリアに必ずしもいい顔をしていない両親を、イギリスから呼び寄せた。

湧き上がる観客の熱気と興奮、その中で、スポットライトを浴びてかつて10代の日に父と共に作ったハンドメイドギターを奏でる息子を見た両親は思った。

確かに息子は、人類の幸福に貢献する科学者には、ならなかった。

けれど我が子は今こうして、大勢の人たちを、違う形で幸せにしているではないか。

そうして、彼と両親は、和解した。
彼にとって、大切な大切な、思い出のマディソン・スクエア・ガーデン。

2014年7月17日。

2日後に67歳になるかつての若き研究者は、今は亡き父が望んでいた天文物理学博士となって、マディソン・スクエア・ガーデンに還って来た。

彼の手には今も、父と楽しみながら作ったあのハンドメイドギターが、37年前と変わることなく大事ににぎられ、どこか優しい、暖かい旋律を奏でている。

■ Guitar Solo - Madison Square Garden, NY, July 17,2014

http://youtu.be/CsUpndZ0K_8

140717_04

■ MSG New York 2014 Full Concert

http://youtu.be/zMJBwO7lzA0


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