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2014年12月 3日 (水)

Q+ALをめぐる「点」と「線」

X_factor_adam_brian_roger

イギリス時間11月30日の夜(日本時間12月1日早朝)、ITV1の人気オーディション番組「The X Factor」にクイーン+アダム・ランバートがゲスト出演し、「愛にすべてを Somebody To Love」をパフォーマンスしました。

http://t.co/VqehWYktlt

「X ファクター」と言えば、「アメリカン・アイドル」の辛口審査員として2009年のシーズン8でアダムを審査したサイモン・コーウェル Simon Cowell も審査員として座っていますが、サイモンの感慨いかばかりか、と慮る。

何万何十万のオーディショナーのひとりに過ぎなかった27歳の若者が、5年後には自分の番組の押しも押されぬゲストとしてクイーンと共に降臨する。

…嬉しいかな?そりゃ嬉しいですよねぇ。内心、アダムのことを、凄く誇らしく思ってますよね、きっと。

このアメアイのサンフランシスコ予選の時にアダムが「ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsodyを歌ったのは(たぶん)有名ですが(他に、マイケル・ジャクソンの「ロック・ウィズ・ユー Rock With You」も歌っている)、

http://youtu.be/pIJYVPpt5Ls

凛々さん、この放送の時に思ったのは、それまで「アメアイ」でクイーンの楽曲歌う人って、大抵ダメダメだったんですよ。どっちかというと「お笑い枠」で。
「クイーンのボーカル程度なら歌える」と豪語して凛々さんの怒りを買ったオーディショナーも過去に居ました(笑)。

http://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-337b.html

なにしろこの↑後にアダムがまさに彗星のごとく登場したものだから、「うわぁ、アメアイでクイーン歌って良かった人なんて初めて見た!」というのが、凛々さんのアダムの第一印象でした。

このオーディションの時にサイモンが言ったのが、

「I think...you are theatrical.(思うに…君は芝居がかってる)」

(すかさず「あら彼はいいシンガーよ」と総突込み食らってます。笑)

映像でも判るようにオーディションの時のサイモンは、あまり良い意味ではなく「theatrical」と言っているのですが、後にブライアンやロジャーが、「アダムのシアトリカルなところがクイーンに合ってる」と言っているのがとても象徴的ですね。

そして、この時にアダムを「theatrical」だと思ったのは、たぶんサイモンだけではなかったんです。

実は、「アメリカン・アイドル」のプロデューサーのブルース・ゴワーズ Bruce Gowers さんって、1975年に撮られた、実質的な「世界初のプロモーションビデオ」と言われているクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」のPVの、監督だった人なんです。「ラプソディ」の記録的大ヒットで、頭角を現したプロデューサーなんですよ。

だから、初期からのクイーンの身近にあってブライアンやロジャーとも昔なじみなわけで、元々こういったアメアイのようなオーディション番組には否定的な意見だったブライアンを、シーズン8のフィナーレに引っ張り出したのはおそらくゴワーズさんの采配によるものだったんだろうと思います。

「面白い子がいるよ。きっと気に入るよ」

頼まれるとイヤとは言えない性格のブライアン・メイさんですから(笑、「イヤだ」と意思表示する重要性はフレディに教わった、と言ってます)、昔なじみのプロデューサーの招聘に応じて大西洋を渡ってあらま、いきなりFall in love。すっかり惚れこんでしまいました。

http://youtu.be/q6DAcA3RZDY

オーディションで「ボヘミアン・ラプソディ」を歌ったのはアダムの意思だったのでしょうが、「アメリカン・アイドル」シーズン8のフィナーレにおいて、本物のクイーンの演奏でアダムに「伝説のチャンピオン We Are the Champions」を歌わせたのは、おそらくゴワーズさんの仕業です。

たぶん、「シアトリカルなところが合ってる」と思ったんですよ、彼も。何か、面白い化学反応が起きるかもしれない、と。

もっとも、あれほどの大規模なツアーを一緒にすることになるとは、QAL本人たちですらも、この時点では思ってなかったことでしょうけど…

そう考えると人生って不思議ですよね。

あらゆる「点」と「点」は一見無関係なようで実は決して断絶したものではなくて、何かが、何処かがつながっていて、何かが何かを引き寄せて、時々、思いもよらずこんな美しい花が咲いたりする。

http://youtu.be/cHTalNt_TAw

もちろん先のことなど誰にも判らないし、アダム・ランバートにはこれから洋々たる未来がはるか彼方にまで広がっているのだけれど、この無数の「点」のひとつひとつは決して無駄な「点」ではなくて、全ては彼の才能と、知性と人柄の上に成り立っているもの。

そしてその無数の「点」を結びつける「線」は今も、まだ誰も知らないどこかに続いている。
これからまたどんな「線」が延びて行くのか、とても楽しみです!

別にクイーンとのコラボに限らず、単純に、「楽しみだなー♪」と思わせてくれるアーティスト。そういうタイプだと思うんですよね、アダムって。


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