クイーン・カレンダー
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旧ツイッターでは逐一お話してたんですが、引っ越したんですよ。
凛々さん自他とも認めるオタクなもんですからなにしろモノが多い。
これがまあ、ほんとに大変な作業量で、今だから言いますがストレスで体調崩しまくりました(引っ越し落ち着いたら症状収まって来たからこれは間違いなくストレスが原因)。
オタクっていうのは性格とかではなく持って生まれた体質!とは常々思っているのですが、引っ越しの時だけは自分がオタクなのを呪います。
なんでこんなに本があるんだぁぁぁぁ!
一人暮らしの食器の量じゃないだろぉぉぉ!
これ何十年前の遺物だよぉぉぉ!もはや化石だろうよぉぉぉ!
天に吠えながら梱包してました。
ちなみに引っ越し屋さんのトラックは2台来ました。2Kの一人暮らしなのにっ!どこからこの量がっ!
でもまあ、持ち物全部ひっくり返したおかげでクイーンファンのみなさま、特に新しい世代のファンのみなさまには興味があるんじゃないかな?と思うものも出て来たので、旧ツイッターてその都度ご紹介していたので、ブログの方にまとめます。
ほら、前にも言ったけどツイッターすぐ流れてっちゃうから。
QUEEN仙台公演は1976年4月2日。Polnareff仙台公演は1975年7月11日で、これが生まれて初めて行った洋楽のコンサートでした。残り4枚はネットもMTVもなかった70年代当時、盛んに行われたフイルム・コンサート(「イ」は大きい)のチケットです pic.twitter.com/GhDigZiTFv
— 凛々 (@rinrin_nu) June 12, 2025
●70年代のチケットいろいろ。
前にどこかで言ったと思うのですが、クイーンの前に好きだったのがフレンチ・ポップスのミッシェル・ポルナレフ。生まれて初めて行ったコンサートは和洋通じてポルナレフでした。
正直、チケットよくぞ取ってあったなと自分でも驚き。
出たー。1976年クイーン日本ツアーパンフレット。唯一の仙台公演。まだライブビジョンなんてない時代だったから、フレディはステージを跳ね回る白い米粒だった pic.twitter.com/eCikSb2PZY
— 凛々 (@rinrin_nu) May 31, 2025
●でもって76年クイーン仙台公演の時のパンフレット。
なお、ポルナレフのパンフは買ってなかった気がする。というか、そういうものがあるとすら知らなかった、たぶん。
●今は亡き仙台駅前アイエ書店で購入した、イギリス・マン島ダグラスにある出版社の「STAR BOOKS」というシリーズのクイーンのバイオグラフィー。1976年刊。
たぶん「バイオグラフィー」として買ったのはこの本が最初じゃなかったかなぁ。
のちにこのペーパーバックは翻訳され、1977年に「音楽専科臨時増刊 クイーン、栄光への美学 オフィシャルバイオグラフィー」となって出版されました。
フラッシュゴードンが表紙を飾ったキネ旬、発掘するまで存在忘れてました pic.twitter.com/HGfBaDqBj6
— 凛々 (@rinrin_nu) May 29, 2025
●映画「フラッシュ・ゴードン」(1980年)表紙のキネマ旬報。
いやこの映画さ、公開前はそれなりに期待されてたんだよなぁ、と(笑)。SF映画ブームだったしね。ジョージ・ルーカスが「フラッシュ・ゴードン」の映画化の版権取れなくて、代わりに作ったのがかの「スター・ウォーズ」だし。音楽クイーンだし。
満を持して公開されて、コケました、という愛すべきはちゃめちゃ映画。
●フレディ・マーキュリーの死去を報道するスポーツ新聞記事。
旧ツイッターに上げた時に「センシティブ」判定を入れたためか埋め込み記事にできませんでしたので、写真だけ。
あんまり見たくはないし、持っていたいものではないけどさりとて捨てるわけにはいかないじゃない?
こういう時に束の間日の目を見ては、またそそくさと仕舞われる品です。私が死んだ後ならどう処分してもらっても構わないけど、生きてるうちは無理だなぁと。
ピクチャーレコード。でもプレーヤーがないの pic.twitter.com/5GmhCawtj2
— 凛々 (@rinrin_nu) May 31, 2025
●「Resurrection(邦題:華麗なる復活)」(1992年)のピクチャーレコード。
実はこれを買った時にはうちにはすでにプレーヤーがなかったため、未だ一度も針を落としておりません。絵面の面白さ一択で買った(笑)。
旧ツイッターでご覧の皆様にも、ターンテーブルの穴が口、というところが大うけの逸品です。
パンフいろいろ pic.twitter.com/2IjL4fEZfi
— 凛々 (@rinrin_nu) June 5, 2025
●パンフいろいろ。
ブライアン(1993年)とロジャー(1994年)のソロ来日公演、KISSは1997年、ディープパープル?は2001年、エアロスミスは「Just Push Play」の頃だから2002年のかな。
ここだけの話、ディープパープル?をまったく覚えていない(笑)。
1997年のKISSは、なんとオリジナルメンバーの再結集来日だったんですよ。エースとピーター。そりゃ行くよね。
引っ越し整理中に「クイーン+ポール・ロジャース」と「ミュージカルWe Will Rock You」のチラシ袋が出てきたんだけど、もちろん捨てられるはずもないし、かといって若い世代のファンにお譲りするほどのものではないじゃない?微妙なポジションのグッズ pic.twitter.com/rYuopEQ0XA
— 凛々 (@rinrin_nu) May 21, 2025
●クイーン+ポール・ロジャース来日公演と
ミュージカル「We Will Rock You」(いずれも2005年)のチラシ袋。
こういうのって、ゴミになると判ってても捨てられませんよねぇ。
そんで、特に使うあてもないのにまた仕舞われてしまうのだわ。だから荷物が多いのよ!オタクは!
映画の試写会当てるのに懸賞出しまくって結果的に2個当たってしまったキャップ。ちなみに試写会は2回当たりました。「ボヘミアン・ラプソディ」試写会の数エグかったよね今にして思うと pic.twitter.com/V5AWuMWo6g
— 凛々 (@rinrin_nu) June 1, 2025
●映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)のノベルティのキャップ。
あの狂乱がすでに7年前、という事実にのけぞる今日この頃です。
このノベルティなんだろう。まったく記憶がないわ pic.twitter.com/lzIH6rvtBh
— 凛々 (@rinrin_nu) May 27, 2025
●そして最後は謎のノベルティ。
なんでもらったのかまったく記憶がなくて。面白いのが、旧ツイッターで「これなんでしょうね?」と聞いたところ、数名の方が「うちにもあります!」とおっしゃったんですが、持ってる方全員が全員、
なんでもらったか記憶にない。
誰一人覚えてない、という(笑)。それってどうなの、ノベルティとして。
ふたつあるってことは、2回もらってる?2回行ってる何か?展示会とかそのたぐいか?お、思い出せないっ!
…ということで、引っ越し荷物はなんとか片付きました。
遺物の山はなんとか押し込めました。
本格的に梱包始めたのが3月くらいだったので、4か月くらい掛かりました。
もう一生引っ越しなんかしない!と心に誓った凛々さんなのでした。めでたしめでたし。
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旧ツイッターにアップしたんだけど、ツイッターってすぐ流れて行っちゃって見失うじゃない?ので、ブログにも上げておきます。
ことの起こりは「The Rocky Horror Picture Show(1975)」が、2016年にアメリカのFOXネットワークでリメイクされ、アダム・ランバートがエディ役で出演!した時に、うすぼんやりと確か昔ブライアンも関わったような気がする…という例によって凛々さんのあてにならない記憶の反芻。
いや、クイーン世代ってね、必然的に「ロッキー・ホラー・ショー」世代でもあるんですよ。
その頃ってサブカルに関してはアメリカよりイギリスが元気でね。「ロッキー・ホラー・ショー」も、元々は1973年にロンドンで初演された舞台で、1974年にアメリカ公演に行って、1975年に映画版が公開されて、っていう時系列。
ちなみに、映画版がどんなふうに上映されていたかは、1980年の映画「フェーム」で見られます。登場人物たちが「ロッキー・ホラー・ピクチャー・ショー」を観に行くシーンがあるんですよ。
コスプレOK発声OKダンスOKという、今でいう応援上映のような参加型の上映形態。
80年代当時日本でもこの上映形態をはやらせようとした「ロッキー・ホラー」ファン有志(確か、日本トランシルヴァニアン協会、とかそういう名称だったかな?…5/13思い出しました、「トランシルヴァニアン月例会」でした、確か)の皆様がいらしたのですが、シャイな日本人には40年ほど早かった!
(余談だけど、そう考えるとアダムって年齢設定がちょっとおかしい。今度「ジーザス・クライスト・スーパー・スター」のユダ役やるらしいよ)
ご存じの通り、「ロッキー・ホラー・ショー」って凄く巨大なコンテンツになってしまってまして、本来の舞台は世界中で公演され(日本人キャスト版の初演は1986年。フランク・ン・フルターは藤木孝さん。個人的には日本版は藤木さんが最高峰だと思っている)映画は70-80年代には毎週どこかの小劇場で上映されてるようなカルト映画になってしまっている上、本家イギリスではスタジオ版という、レコードだけのキャスティングでの発売もあるのです。
ぜえぜえぜえ。前置き長いのは「勇気凛々」では当たり前。
で、ブライアンが関わったのが1995年のスタジオ版。
元々アニタ・ドブソンがコロンビア役でキャスティングされて、レコーディングに付いて行ったブライアン、ほら、あの人ロックンロール好きだから、エディ役をやりたがったらしい!(笑)でもってそりゃビッグネームだから、どうぞどうぞってことで、夫婦共演が実現。
■Whatever Happened to Saturday Night(1995)
https://youtu.be/u5gUwxzGzbk?si=VBp6qpmXUOCmBGfL
なお、曲の合間合間で「エディーーーー」と叫んでいるのが配役通りならアニタさんのはずです(笑)。
楽しそうだなご夫妻。
いえ実はアダムがエディ役をやるって聞いた時にすんごくブライアン版探したんですよ。でもその時は見つからなくて。記事にできなかったのね。
なぜかこの曲、舞台版のタイトルが「Whatever Happened to Saturday Night」で、ピクチャー・ショー版のタイトルが「Hot Patootie」なんですよ!同じ曲なのに!そんなん判るかっつーの。
もっとも、確認したらこの動画がアップされたの、2023年らしい。そりゃ見つからない。
■Hot Patootie(2016)
https://youtu.be/BEbt6xa7Ny0?si=7eM0X61AZDbESU4J
で、アダムさんのエディ。さすがの貫禄です。
この2016年版のリメイク、凄く1975年版をリスペクトしてると思うんだけど、なんだろう、やっぱりテレビ版だからなのか、んーーーー、あの1975年の猥雑な空気というかB級感というか淀みがない、というか、小ぎれいというか、ね?(ね?じゃない)
ラヴァーン・コックスのフランク・ン・フルターも普通に可愛すぎる。もっとビョーキ感が欲しかった。いわゆる「ヤンデレ感」ね。
やっぱり「時代の空気」って大事だな、うん。
ついでなので、1975年版「The Rocky Horror Picture Show」のエディも。演じるはミートローフ。
2022年に新型コロナで74歳で亡くなりました。合掌。
■Hot Patootie(1975)
https://youtu.be/pMRl55U0eDw?si=kOviCBCyGPB6S8OI
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いえ、いいんですけどね、いいんですけど、パンクとクイーン並べるってどうなんだろうかと。ある意味対極の存在ですし。
なんのお話かっていうと、(一般は)2/27(木)から3/4(火)まで伊勢丹新宿で開催のおなじみ「英国展」で、一緒にクイーン来日50周年も祝いましょうっていうことにしていただいたらしく。
来日50周年を記念した特別企画展示の開催が決定👑
— クイーン日本レーベル公式 (@queen40jp) February 21, 2025
直筆アンケートやチケットなどが展示され、新デザインTシャツも販売!
【HERE IS BRITISH ROCK AND PUNK ART CULTURE】
期間:2/26(水)~3/4(火)
場所:伊勢丹新宿店本館2階 センターパーク/ザ・ステージ2
詳細:https://t.co/cWlLMCxBrY pic.twitter.com/TM4sQQSz2b
「英国展2025」のページはこちら。
https://www.mistore.jp/shopping/event/shinjuku_e/british_10
オンラインストアはこちら
https://www.mistore.jp/shopping/feature/shops_f3/british_sp
「HERE IS BRITISH ROCK AND PUNK ART CULTURE」
クイーン来日50周年はこちら
https://t.co/cWlLMCxBrY
(あくまで、あくまで凛々さんの推測に過ぎないのですがとお断りした上でつらつら思っちゃうんだけど、これ先にパンクカルチャーの特集企画があったんじゃないか疑惑。記事の物量から見て。す、すいません、なんかウチのクイーンがお邪魔しちゃって)
ま、まあ、セックス・ピストルズ(というかシド)とクイーン(というかフレディ)の有名なエピソードもあるし…しまった、これはフォローになっていない。
そういえば以前はデパートでのお宝展示は何度かやったよね、なんか懐かしいね。
ブームの前はファンダムも細々と、しかししぶとくもぬくぬくと、たまにイベントがあれば飛びついて、って感じで和やかにやってましたっけ。
なんだかんだで話題が途切れないのはありがたいことですね。これもひとえに公式さんのおかげでございます。
…でもほんとにそこにそれを並べて良かったのでしょうか(笑)。
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な、何が起こったんだ!?
と思うほど目を見張るようなすんごい割引率で、クイーン日本公式さんのマーチャンダイズ全商品が驚きのお値引きセール中!半額?これ半額じゃないか?おーまいが。
https://store.universal-music.co.jp/artist/queen/
2025年3月31(月)23:59まで。売り切れ御免となっておりますので気になる商品はお早めにどうぞ!
UNIVERSAL MUSIC STOREでクイーングッズのプライスオフがスタート!
— クイーン日本レーベル公式 (@queen40jp) February 10, 2025
全商品が対象です!
3/31(月)23:59までの期間限定なのでお買い求めはお早めに????
??https://t.co/LBTjrmaFOE pic.twitter.com/bslCostZfp
でさ、旧ツイッターの方で凛々さん、さすがにこれはお高くね?と思わず本音が隠せなかった2025年版壁掛けカレンダーなんですけども。
いえ他のグッズならともかく、カレンダーって基本的には1年間限定な訳じゃないですか(もちろん延々飾っているのも自由。凛々さんちなんか、いつのカレンダーだかもう判らないウェンブリーの黄ジャケ腕振り上げフレディがまだ壁にいるわ)。
その言わば「期間限定商品」が、写真を撮ったご本人の長谷部宏さんの写真集(「ROCK STARS WILL ALWAYS LOVE JAPAN」208ページ3300円)よりも高額、なのはさすがに、ちょっと、どゆこと?と思ってしまったんですよ、すいません。
…まあ、いろいろ大人の事情もおありなのでしょう、この半額セールも含めて!
そこで唐突に新商品のご提案なんですけどね、日本公式さん(突然の名指し)。
例の「看板息子」たちの、それぞれバラの(←ここポイント)
アクリルスタンド出しません?
あ、「看板息子」って判らない方もいるかな、えっとトップの平安神宮・泰平閣の画像のクイーンが、イベントで等身大(?)看板になったんですよ、過去に。記事はこの辺。
https://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-8160.html
たぶん売れる(ってゆーか買う)。
アクリルスタンド、それは日本のオタク、独自の文化。
勉強の合間に、お仕事から帰ったくつろぎの窓辺に、居るんですよ、看板息子たちが!
(日本独自すぎて英国公式さんにアクスタの説明するとこから入らないといけないとか考えるとちょっと楽しい)
あと、個人的に願わくばクイーンのねんどろいども欲しいと実はずいぶん前から主張しており。
いえ Funko pop! もそりゃ可愛いことは可愛い。でもその可愛いと、日本の「カワイイ」は違うんですよ!ベクトルが!
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティとドクのねんどろいどはある!
https://www.goodsmile.info/ja/product/15306/
ということは、海外アーティストでも交渉次第で可能なのでは?
ってことで、こちらもぜひご検討いただければ幸甚に存じます。
( ↓ このバナーにいる人形が、Funko pop! ね、念のため)
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ふと思ったのだ。
70年代の日本でのクイーン人気は、彼らのビジュアルの良さも要因のひとつだった、とはあまりにもよく言われることだし実際その通りだったから否定しない。クイーン本人(というか確かロジャー)も「あ、俺らのアイドル時代」と冗談交じりに言ってたから、たぶんご本人たちにも自覚はあった。
メンバー全員がそれぞれ別ベクトルでもれなくビジュがいいってどういうことよ!(謎の逆ギレ)
余談だけど最近は「ビジュ(ビジュアル)がいい」って言うのね。70年代には「ルックスがいい」って言ったんじゃけどね、ごほごほ。
でも、ふと思ったのだ。
あれ?でもラジオで「キラー・クイーン Killer Queen」がぼちぼち掛かり始めた当時、ラジオにみんながリクエスト寄せ始めた当時、東北の字が付く田舎在住の凛々さんは、
クイーンの顔なんか知らなかったぞ?
初めて観たクイーンのご尊顔は、レコード屋で見た「シアー・ハート・アタック Sheer Heart Attack」(と、「クイーンⅡ Queen Ⅱ」)のジャケ写だったぞ?その時点で誰がどれかなんて判らなかったぞ?
その頃は、そもそもMV(ミュージックビデオ)、PV(プロモーションビデオ)という概念そのものが、まだなかったのね。だから「キラー・クイーン」のPVなんか、ないわけ(ほどなく、映画にも出て来たBBCの出演ビデオと、ブライアンのギターがなぜかフェンダーだったことで有名なオランダのテレビ局の出演ビデオが日本にも到来。だから「キラー・クイーン」のMVって2種あった)。
今の Youtube を観るような感覚で、若者はラジオを聴いていた、と言えばいいかな。
ついでに言えばもちろんインターネットもまだ影も形もない。
だから何か調べたい時はみんな取りあえず本屋に行った。そこで日本の少年少女は発見したのよ、「ミュージック・ライフ」を!(笑)
当初からハードロックの新星としてクイーンに注目していた元々ロック好きなコアなおにーさまおねーさまたちを除けば、知りたいことは全部ラジオが教えてくれた10代一般ぴーぽーの時系列って
1)1974年12月、アルバム「シアー・ハート・アタック」発売。
2)1975年年明け頃からラジオで「キラー・クイーン」が頻繁に掛かるようになる。
3)気になった少年少女が情報を求めてレコード屋や本屋に走る。
4)1975年4月17日、クイーン初来日。
5)1975年4月28日付オリコン洋楽チャートで「キラー・クイーン」1位獲得。
ってことで、日本でのクイーン人気のきっかけは「キラー・クイーン」のヒットだった、と凛々さんは思ってるんですね。なお、この当時のヒット=ラジオで頻繁に掛かること、だったと思っていただければ。
(まあ、3)と4)の瞬く間でクイーンのルックスの良さは知れ渡ったわけなんですけど)
だってあの曲、恐ろしくキャッチーだもん。
1回聴いたら忘れない。小粋なフィンガースナップで始まってキュートなボーカルに美しすぎるコーラス、突然のギターぎゅいんぎゅいんでメインにピアノが入るのもいいなぁ。
日本人はメロディ重視なので「キラー・クイーン」の転調を繰り返すメロディの面白さもフィットしたんだと思うんだ。
後に聞いたんですけど、あまりに「キラー・クイーン」がキュート&ポップすぎて「ハードロックの新星として」クイーンに注目していたロックにーさんたちはアルバム「シアー・ハート・アタック」でむしろクイーンから離れた、らしい。「ポップ過ぎる」という理由で。
ま、その年の暮にアルバム「オペラ座の夜 A Night at the Opera」が来るなんて、歴史的シングル「ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody」が来るなんて、その時はまだ誰も知らないんですよ。クイーン本人たちすらも。
考えみればこれから生まれいずる凄い胎動の中にいたんだ、私たちは。
70年代クイーンの日本の少女たちの人気はそのルックスの良さにあった、と言われるとね、うんまあ、それはそう。否定はしないわー、だって実際王子だったし。
でもその前に、タッチの差でその前に、「キラー・クイーン」の楽曲そのものの魅力、があったのよ、とこっそり心の中で凛々さんは思うのです。
というめんどくさい年寄のお話。
●「Avro's Top Pop」バージョンの「キラー・クイーン」
https://youtu.be/1AcS-3ReuEg?si=gUzyB-bTXP0YH7H6
生まれて初めてアルバム「シアー・ハート・アタック」を聴いた学童の感想記事
●「もし住所に字がつく田舎の学童がクイーンの『シアー・ハート・アタック』を聴いたら」A面
https://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/a-61ea.html
●「もし住所に字がつく田舎の学童がクイーンの『シアー・ハート・アタック』を聴いたら」B面
https://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/b-151b.html
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いや、凛々さんもおかしいとは思ったの。
先週「フィービーさん43年ぶりの来日!」の記事書いた時に、公式サイトのタイトルに
THE QUEEN DAY 10th ANNIVERSARY SPECIAL Ⅱ
って書いてあって、「あれっ?」と。
「Ⅱ」ってことは「Ⅰ」は何。「Ⅰ」はどこ。
でね、ややこしいことに、去年、2024年4月の THE QUEEN DAY がね、
「The Queen Day vol.10
10th Anniversary」
http://www.cittaworks.com/event/queenday10/
って謳ってるのよね。実際、そうなのよ、2015年4月に第一回だから、2024年4月が十回目。
だから凛々さん、勝手に先回り判断して2024年のが「Ⅰ」で、今回2025年が「Ⅱ」なのかな?とか小賢しく思っちゃったんですよ。まさか、
「Ⅰ」の告知の前に「Ⅱ」の告知来るとは思わないじゃん!
だって「クイーンⅡ」は「戦慄の王女」より先に発売しないじゃん!
なんのこっちゃ。
ってことで、なんと1週間遅れでそのまさかの「Ⅰ」の告知来ました(爆笑)。
MUSIC LIFE CLUB Presents
The Queen Day 10th Anniversary Special Ⅰ
GUEEN Live 「オペラ座の夜」 発売50周年特集
2025年4月6日(日)
時間:開場 15:15 / 開演 16:00
会場:日本橋三井ホール
料金:前売り \7,000(消費税込み) ※ドリンク代別
席種:全席指定
※入場の際にドリンク代が別途必要となります。
第一部
司会・石角隆行さん、トークゲスト・クイーン・コンシェルジュの吉田聡志さん
第二部
GUEEN さんの「オペラ座の夜」1枚丸ごと収録順ライブ!これは必見だ!
公式サイトはこちら。
http://www.cittaworks.com/event/gueen2025/
チケット販売はイープラス先着先行が
先着先行:2月1日(土)正午~2月11日(火)23:59
一般発売:2月22日(土)10:00~
…でさ…それはそれとしてだな。
2024年が「10th Anniversary」なのは判るとしてだ、なんで2025年も「10th Anniversary」言ってんだろ、と思うでしょ、思うよね、凛々さんも思ったよ。
なんと、
去年の「10th Anniversary」は
The Queen Day 十回目記念。
今年の「10th Anniversary」は
The Queen Day 十周年記念らしい!
うぉい!
…ぜえぜえぜえ、謎のご期待に応えて盛大に突っ込んでみました。
いや間違ってはいない、間違ってはいないよ?2014年に第一回なら2015年第二回が一周年だよ。そうなるよ。
つまりこのロジックを使えば2年連続で「10th Anniversary」を祝うことが可能なのさ!なーるほどぉ。
(あの、発表の順番含めて、なんか、大人の事情でもあったんでしょうか…おろおろ)
いやまあ、ほら、お祭りは有った方が楽しいし、多い方が楽しい。同じアホなら踊らにゃ損、損!ってことで踊り狂って半世紀。
今日もクイーン界隈は無軌道です。
MUSIC LIFE CLUB Presents The Queen Day 10th Anniversary Special Ⅰ GUEEN Live 「オペラ座の夜」 発売50周年特集 https://t.co/PT8aZUUpMm先行 - GUEEN https://t.co/VMVZb6u6P1
— GUEEN オフィシャル (フレディ波多江) (@Gueen_official) January 15, 2025
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去年の「秋のクイーン・デイ」で第一報が発表された、フレディの長年のパーソナルアシスタント、ピーター・「フィービー」・フリーストーンさんの来日トークショーが正式に発表されました。
公式サイトはこちら。
http://www.cittaworks.com/event/the-queen-day250427/
2025年4月27日(日)開場 15:15 / 開演 16:00
会場:ヒューリックホール東京(有楽町マリオン11F)
これが今年の「The Queen Day」ってことでいいのかしら?
第一部はフィービーさんのマネージャーも務めているミラン・デヴィン氏とそのバンドのライブ、とフィービーさんが楽曲にフレディとの思い出も絡めて語るライブショー。
第二部はフィービーさんと、フラワーアーティストの高原竜太朗さんがゲストでガーデンロッジでの思い出などなどトーク。
第一部はこんな感じっぽいよ。
https://youtu.be/Voc9a8aIiUM?si=iXlWyo_lwFQzHw_l
チケット先行販売は
■MUSIC LIFE CLUB メルマガ会員&
イープラス先着先行:受付期間 1月11日(土) 18:00~1/22(水) 23:59
https://eplus.jp/queenday250427/
■一般発売日:2月1日(土)10:00~
…ミーグリ付き16,500円っていうのが高いんだか安いんだか脳がバグっててよく判りません、先生!
第一部ライブのミランさんはイベントのコーディネーターが本業で(兼俳優兼ミュージシャン)、モントルーのフレディ・ツアーや音楽フェス、フレディのバースデーパーティなどを手がけているそうです。
ドイツ系チェコ人で、元々子どもの頃からクイーンのファン。
2013年にフィービーさんも参画して小中学生のためのエイズ教育プログラム、
タイタニック・フレディ・エイズ・プロジェクト(TFA Project)
https://www.facebook.com/tfaprojectofficial/
を立ち上げ、子どものためのエイズ教育に力を注ぎ、2015年にはイギリスのマーキュリー・フェニックス・トラストともサポート協力しています。
そういう関係から、フィービーさんの正式なマネージャーに着いたのは2017年。
以来、今回の第一部のようなトークライブショーも一緒にやっているみたい。だからある意味手慣れたライブになると思われます。
そういえばフィービーさん、現在チェコ在住だった。前にレシピ本買った時に、
https://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/freddie-mercury.html
チェコ共和国から1日で本が届いてひっくり返ったんだった(笑)。
調べたらフィービーさん、2020年8月に正式にチェコの国籍を取得なさったそうで、自宅のご近所の学校で教師もしているそうです。
ところでミラン・デヴィン(またはミラン・シャトニク)さん、映画「ボヘミアン・ラプソディ」に出てる、とのことなんだけど…どこ!誰!上の動画見ても判らない!
…まあ、凛々さん初見の時はアダム・ランバートのトラックドライバーも判らなかったという節穴っぷりなので、むべなるかな。
ので探しました。居ました。これ。この右側の人(笑)。
ミランさんをさがせ!の途中で偶然、フィービーさんとミランさんの映画に関するインタビュー記事を見つけたのですが(ああ、チェコ語。ありがとうgoogle翻訳)、その中でフィービーさん、
「初めてこの映画を全編見たとき、泣きました。そしてエンドロールが流れてステージに呼ばれたとき、私は感動のあまり言葉を失いました」
映画と実際が違う部分に関しては、
「この映画は1,000万人のクイーンファンのために作られたものではありません。映画館に行く3億5000万人を対象としています」
って言ってて、「さすが判ってらっしゃるなぁ!」と感動を新たにした凛々さんなのでした。
フィービーさん(Peter Freestone)
— Takayuki Ishizumi 石角隆行 (@ishizumi63) January 7, 2025
4月に来日決定??
フレディのパーソナル?アシスタントを
12年間努めたフィービーさんが
トークイベントを開催??
チケットは11日(土)より発売!
4月27日(日)ヒューリックホール東京
詳細は↓https://t.co/5AEmp3Z9El
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ブーム関係なく、クイーン関係の番組をコツコツ放送してくださってることに掛けては他の追随を許さない毎度おなじみのMUSIC AIRチャンネルさんで、時々放送されてるイギリスの音楽番組「ジュールズ倶楽部(Later with Jools Holland)」ってあるじゃないですか。あるんですよ。唐突ですが。
イギリスのニューウェイヴ・ポップロックバンド「スクイーズ (Squeeze) 」の初代キーボード奏者、ジュールズ・ホランド Jools Holland がパーソナリティーを務める1992年から現在も続くご長寿音楽番組。いわばイギリスの「ミュージックフェア」。
で、そのスペシャル番組で、大晦日に観客を入れた気楽な感じの大晦日コンサート「Jools Annual Hootenanny」(「ジュールズの恒例お気楽コンサート」、みたいな訳?)が、日本の紅白のごとく、あ、いや、新年のカウントダウンも含まれるので正確には「紅白」+「ゆく年くる年」のごとく、1994年から毎年大晦日-新年に掛けてBBCで放送されてるんですが。
2024-2025年の「Jools Annual Hootenanny」に、なんと我らがロジャー・テイラー御大がご出演!
フレディも大好きだったリトル・リチャードの「キープ・ア・ノッキン Keep A-Knockin'」「トゥッティ・フルッティ Tutti Frutti」、そしてクイーンの「アンダー・プレッシャー Under Pressure」を披露しました!
https://youtu.be/lR-rIYdaB0M?si=1iC2e7VDcHt7lnru
「アンダー・プレッシャー」をデュエットしているのは、ジュールズのハウスバンド、「ジュールズ・ホランドとリズム&ブルース・オーケストラ Jools Holland & Rhythm And Blues Orchestra」のボーカル、ルイーズ・マーシャル Louise Marshall さんです。あ、ピアノ弾いてるのがジュールズさんね。
いやぁ「ジュールズ倶楽部」って年代的なこともあってかあんまりクイーンをピックアップすることはなかったんですが、去年の9月に、ロジャーが「Queen I」の宣伝で3年分ぐらいラジオやテレビ出まくった時に(余談だけど、24年8月の末にブライアンが軽い脳卒中で倒れて入院を余儀なくされた
https://www.musiclifeclub.com/news/20240906_01.html
ので、ロジャーがひとりで獅子奮迅の(獅子座だけに)大活躍でしたよねー。ほんとこういう時は漢は黙ってやる時はやる!のロジャー・テイラー!)本家の「ジュールズ倶楽部」に出演してジョン・レノンの「ジェラス・ガイ Jealous Guy」を歌ったので(これもレア!)その時のカラミで出演が決まった、のかもしれません。違うかもしれません。いーやもう、どっちでも。
https://youtu.be/sH6kzFSkkLc?si=fwM2dRfcNbE4NP7f
こういう時、ロジャーもブライアンも単体出演でも歌える、っていうのは我らがクイーンの強みだよなぁ。
ファンには思いもよらぬお年玉でしたね!
2025年もきっといい年!そうに決まった!
?? Watch Roger perform 'Under Pressure' with Louise Marshall and The Rhythm and Blues Orchestra on the Jools Annual Hootenanny 2024! He also sang a Little Richard medley of 'Keep A Knockin' and 'Tutti Frutti'.https://t.co/TGoQmG0ck7@BBCLater
— Queen (@QueenWillRock) January 7, 2025
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あの、新年とも蛇年ともまったく関係ないんですが、今日(旧)Twitterでこんなツイートを見掛けましてね。
<話題の記事>
— カラパイア@不思議と謎の大冒険 (@karapaia) January 2, 2025
勝手に掃除すな!カエルアンコウがおこ、飼い主に抗議https://t.co/1osoYBmXhT pic.twitter.com/qTicp5L3Ys
あーーーー。なんかコイツ既視感がある。みょーな親しみ?を感じる。
で、脳裏に浮かんだのはもちろんコレ。
もしかしてコイツがモデルじゃないのか?と思って(暇なのか自分?暇なのか?)「Hairy Frogfish」で調べたところ色合いまで似てるのが出て来たして、
なんか私はどんどん狂って行く。
クイーンのシングル「I'm Going Slightly Mad(狂気への序曲)」のジャケットイラストの元絵は、アルバム「INNUENDO」と同じくフランスの風刺画家、J・J・グランヴィル(J.J. Grandville)。
このカエルアンコウもどきは1843年に雑誌発表、1844年に単行本が出版された大人向けの絵本「Un Autre Monde(英題「Another World」。日本語では異世界、もうひとつの世界、など)」の中に出て来る「volvox:ボルボックス病がカイガラムシのほぼ顕微鏡的世界を襲う」怪物ボルボックスです。
は?
ボルボックスってこーゆーヤツだよね?
ってか藻だよね?植物だよね?カイガラムシ喰わないよね?という正統な突っ込みは芸術の前には圧倒的に無力です。
いいんだよ!風刺なんだから!
ちなみに「Un Autre Monde」のざっくりしたあらすじはというと、大衆を諭すのに便宜的な手段が足りないと感じたパフ博士が、新異教主義という新しい宗教を作り上げようと「神」役のふたりの人物と共に世界を旅して新宗教の資料集めをする話、らしいです。何を言ってるか自分でも判りません、読んでないから。
旅の途中でパフは轟音の音楽を求める大衆の好みを満たすために(笑)スチーム・コンサート(concert a la vapeur)をプロデュースしたりします。まあ、宗教に音楽は付き物です。
旅を終えた3人は理想的な政治形態を話し合いますが、結局もう一度大洪水を起こした方がいいんじゃないかと考え始めて終わる、らしいです。全体的には当時台頭していた社会主義的ユートピアを風刺している?ようです。
元々雑誌というか新聞のような発刊形式だったため、その時折のニュースなども元ネタにしているらしくて、1本筋の通ったストーリーというよりは、幻想の異世界の中の現実、みたいな作品なのかもしれません。
グランヴィルさん関係も、2018~19年のクイーンブームの時になんとかして欲しかった気もするけど、あの折に出ないならもう出ないですよねぇたぶん。いろいろ惜しい。
この話題、ほんとは旧twitterでつぶやこうと思ったんですが、明らかに、絶望的に長文になる気がしたのでブログに戻りました(つぶやきとかインスタとかSNSいろいろあるけどねー、やっぱ凛々さんはブログ形式が一番自分に向いてる気がするのよねぇ)。
実は年末からカレンダーもちょこちょこと更新してます。放置してた間にいろいろ不具合も出ておりますが、ぼちぼちと改築したいと思っています。…ま、ぼちぼちね。
https://www.youtube.com/watch?v=Od6hY_50Dh0
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仕事帰りに花を一輪。
このバラの名は「fossette(フォセット)」。
フランス語でえくぼのこと。
フレディの頬にふいに浮かぶ、あのえくぼ。
あでやかで可愛らしい花。
迷ったけど泣かないことにした。
その代わりに夜の底で音楽を愛でる。
☆ ☆
ところでこの週末のMTVさんとNHKさんとMUSIC AIRさんの頑張りは凄まじいのでぜひ「クイーン・カレンダー」でご確認くださいね。
https://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-d9b8.html
Freddie Mercury ??
— Queen (@QueenWillRock) November 24, 2021
5th September 1946 - 24th November 1991
(Photo: Shinko Music Japan) pic.twitter.com/CHO4hqjipD
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