フレディ・マーキュリー七変化・中編
●四変化・革、上から下まで革
そういえば最近「ハードゲイでーす」の人、見ないような気がするんだけど、凛々さんが上の写真を携帯の待ち受けにしていた頃、あのハードゲイの人にちょくちょく見間違われるのが大変迷惑でした。
…この写真を待ち受けにしてる方が近所迷惑です。
ほんの一瞬の華だった「革時代」でしたが、ちょうど'79年に来日しているのでピンポイントで(でもあの79年のフレディ、凄い調子悪そうで、今見ると辛い)。
ちょっと記憶が曖昧なんですが、確かフレディははっきり「ゲイ宣言」はしてなかったと思うので、個人的にはゲイっぽいファッション、とは思わなかったんですが、私より上の世代の方は何か感じるところがあったのかな。
…凛々さんまだ子どもだったので、なんというか、そういう発想がなかったんですよ。とにかくひたすら「かっこいいお兄さんだなぁ」と憧れてました。ああ、あの頃私は若かった。
この直後にフレディは突如として短髪+ヒゲとなってファンの息の根を止め(しかしすぐに蘇生。フレディファンの打たれ強さは異常)、衣装より顔のインパクトそのもので勝負しだしたので(…なんの勝負ですか)ステージ衣装自体はまあ比較的大人しくなったのですが、
●五変化・目玉レオタード
全然まったく大人しくなかったのがPV、'84年「ワークス・ビデオ」での衣装の数々でした。
別名・ロブスター、伊勢海老。
7大衣装を選出するにあたり、「フレディ史上、最も悪趣味な衣装」と凛々さん公認の目玉レオタードにするか、ピンクのセーターがカワイイ女装にするかで迷ったのですが、
女装なら、まあ誰でもできる。
しかしあの目玉レオタードを着れるのは人類史上ただひとり。
という理由で「目玉レオタード」を選ばせていただきました。
この頃、日本でもなんとなく「クイーン不仲説・解散説」がささやかれていて(もっとも、クイーンの解散説はほんとに毎年あった)ファンは心配したものですが、
こんなこと
をのびのびやってるうちは大丈夫なんじゃないかと妙な安心をしたものです。
この「悪趣味な衣装」についても、こちらの記事で全力で擁護…じゃなくて考察しております。どうも凛々さん、キテレツならキテレツなほど、擁護…じゃなくてそこになんとか意味を見出したがる性分の模様です。
でも実際には、意味なんかなーんにもないのかもしれません。
●六変化・イエロー・ジャケット
一方、先ほども言ったように、ステージ衣装については大人しくなったというかやっと少し大人になったというか、ジャケット+パンツ(またはタイツ)、場合によってタンクトップなどのインナー、というパターンが多くなりました。
実はフレディのステージ衣装のジャケットは、基本的に1種類しかありません。
もちろんデザインや柄、お色などは各種取りそろえておりますが、マーキュリー先生がジャケットについて、これだけはどうしても譲らない絶対条件。それは、
ジャケット丈は絶対にウエストライン。
「だってお尻と足が自慢なんだもんっ!
この長いかっこいいパーフェクトな脚を隠すなんて、罪っ!」
ということで(すいません、今ちょっとハナシ作りました)、ヒゲ以降、いつでもどこでも頑としてショートジャケットを貫いております。
中でもこのイエロージャケットは、クイーンファンでなくてもなんとなくおなじみのスタイルなのではないでしょうか。
なにしろ黄色が宇宙一似合う、という理由の他に、単純に'86年のマジックツアーって、メディア露出が多いんですよね。コンテンツが多くてテレビでもわりと放送されるし。
「一般的なフレディ・マーキュリーのイメージといえばコレ」みたいになっているんじゃないかと思います。
このマジックツアー、絶対日本にも来てくれると信じてたんだけどな…ほんとに待ってたんだけどな…ちょっとほろ苦い思い出。
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